山梨大学医学部(医学科・看護学科)は、国立大学ならではの安定した教育環境と高い国家試験合格率を誇り、受験生から注目を集めています。
本記事では、最新の偏差値・入試難易度・倍率から、医学科・看護学科それぞれの強み、学費や奨学金制度まで徹底解説。
山梨大学独自の特待生制度に加え、当サイトでしか読めない医学・看護学生向けの最新奨学金リストも紹介します。
学費準備の秘策まで含め、受験生が「知りたいことすべて」を一つにまとめた総合ガイドです。最後まで読むと、他サイトでは知れない学費対策を知ることができるでしょう。
セクション1:山梨大学医学部の偏差値・レベル【なぜ高いのか?】
学科別の偏差値・共通テスト得点率
| 学科 | 偏差値目安 | 共通テスト得点率 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| 医学科 | 67.5〜72前後 | 約90% | 後期試験は偏差値71.8で全国医学部上位約20位前後 |
| 看護学科 | 50〜52前後 | 約59〜65% | 国公立看護学科の一般校レベル。倍率は年度により変動 |
医学科のレベル
- 位置づけ:国公立医学部の中堅〜上位クラス
- 難易度指標:偏差値70超は母集団の上位約2%で難関校に分類
- 近い水準:浜松医科大学、宮崎大学などが近似レンジ
- 教育評価:国家試験合格率は全国平均を上回る水準で安定
看護学科のレベル
- 位置づけ:国公立看護学科の一般校クラス
- 難易度指標:偏差値50前後は全国的に標準的な難易度
- 近い水準:地方国立大学の看護学科(例:福井大学、弘前大学など)と同程度
- 教育評価:附属病院との連携が強く、臨地実習が充実。国家試験合格率も安定
なぜ山梨大学医学部医学科は偏差値が高いのか
- 募集定員:毎年約110名と枠が狭く競争が激化
- 学費優位:6年間総額約350万円で私立の10分の1以下、志望が集中
- 地域枠の魅力:勤務条件付き奨学金などでキャリアの安定性が高い
- 再受験の門戸:年齢制限がなく既卒・社会人も挑戦し競争が増す
- 立地要因:首都圏からのアクセスが良く、地方国立の中で人気
まとめ
- 医学科:地方国立の中堅〜上位。偏差値70前後・共通テスト9割が目安
- 看護学科:国公立看護の中堅。偏差値50前後・共通テスト6割程度が目安
- 総合評価:両学科とも国家試験合格率は安定しており、教育の質は高い
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参考ページ
参考ページ
📊 偏差値
- 河合塾 Keisetsu Navi 医学部偏差値一覧
https://www.keinet.ne.jp/ - 駿台予備学校 医学部入試情報
https://www.sundai.ac.jp/ - ベネッセ・マナビジョン 医学部偏差値情報
https://manabi.benesse.ne.jp/ - 東進ドットコム 医学部入試情報
https://www.toshin.com/
📈 なぜ偏差値が高いか
- 文部科学省:令和6年度大学医学部における地域枠等の導入状況
https://www.mext.go.jp/content/20250123-mxtigaku-1000010631.pdf - アガルートメディカル:医学部の地域枠とは?条件や奨学金
https://www.agaroot.jp/agaroot-medical/column/area-group/ - 文部科学省:国立大学の授業料・入学金一覧
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigaku/2020/1420444.htm
セクション2:山梨大学医学部の入試・倍率(令和8年度)
医学科と看護学科で順番に説明します。知りたい方をクリックしてお読みください
医学科の入試や倍率(クリックして読む
募集人員(令和8年度最新)
- 総定員: 125名(臨時定員増 +20名)
- 学校推薦型選抜Ⅱ(地域枠): 35名以内(従来比 +20名)
- 一般選抜(後期日程): 90名(変更なし)
入試形態
一般選抜(前期・後期)
前期試験
- 定員: 0名(実施なし)
後期試験
- 定員: 90名
- 試験内容: 共通テスト+面接中心
- 倍率: 例年 15倍前後 と高い(見かけ倍率は二桁、実質倍率は約2.5〜3倍程度)
学校推薦型選抜Ⅱ(地域枠)
- 定員: 令和8年度は35名以内(大幅増員)
- 推薦人数: 1校からの推薦人数に制限なし
- 選抜方法: 共通テスト(指定科目)+面接+書類審査
- 倍率: 例年 1.5〜3倍程度。だが今年は定員増により緩和が見込まれる
ポイントまとめ
- 後期日程のみ実施: 全国から志願者が集中し、見かけ倍率は二桁に達する。
- 実質倍率: 約2.5〜3倍(実際の受験者は少ない)。
- 推薦Ⅱの増員: 県内出身者にとって合格可能性が拡大。
- 前期試験: 実施なし(出願可能なのは後期か推薦Ⅱのみ)。
看護学科の入試や倍率(クリックして読む
- 一般選抜(前期・後期)
- 前期試験
- 募集定員:約30名(年度により変動)
- 試験内容:共通テスト(国語・数学・理科・英語・社会)+個別試験(小論文・面接を含む)
- 倍率:例年 1.5〜2倍程度(令和7年度実績:志願者55名/定員30名 → 倍率約1.8倍)
- 後期試験
- 募集定員:5名
- 試験内容:共通テスト+面接中心
- 倍率:
- 見かけ倍率:約22倍(令和7年度実績:志願者111名/定員5名)
- 実質倍率:約4〜5倍(受験者数が20〜25名程度に絞られるため)
- 学校推薦型選抜
- 募集定員:約20〜25名
- 出願資格(公式要項より)
- 全国の高等学校・特別支援学校高等部・中等教育学校後期課程卒業(見込み)
- 在外教育施設や専修学校高等課程修了者も対象
- 調査書の全体の学習成績が 4.0以上
- 看護学分野で社会貢献したいという明確な動機
- 課外活動に積極的で学校長が推薦できること
- 合格後は入学を確約し、入学前教育を受講すること
- 推薦人数制限なし(1校から複数名推薦可能)
- 倍率:例年2〜3倍程度
- 総合型選抜
- 看護学科では実施なし
- 倍率の見通し
- 前期試験:安定して 1.5〜2倍程度
- 後期試験:見かけ倍率は20倍超だが、実質倍率は 4〜5倍程度
- 推薦型選抜:例年 2〜3倍程度
- ポイントまとめ
- 一般選抜が中心:前期は安定倍率、後期は「見かけ20倍超・実質4倍程度」と狭き門。
- 推薦型選抜は全国対象:看護学科は全国から出願可能。
- 総合型選抜はなし:出願可能なのは一般選抜か推薦型選抜のみ。
- 入学前教育の受講義務:看護学科特有の条件で、入学準備を重視。
参考ページ
参考ページ
- 山梨大学|募集要項(令和8年度入試情報)
https://www.yamanashi.ac.jp/admission/291 - 山梨大学|お知らせ(医学部医学科 募集人員変更など)
https://daigakujc.jp/universiy00065contents0300346.html - 山梨大学 医学部|入試情報(公式ページ)
https://www.med.yamanashi.ac.jp/nyushi/info - ベネッセ マナビジョン|山梨大学 医学部入試情報(科目・日程・倍率)
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/1235/nyushi/i/
セクション3:山梨大学医学部の強みや特長:なにがすごい?
1. 国家試験合格率の高さ
- 特徴: 医師・看護師国家試験ともに全国平均を上回る安定した合格率。
- 背景: 体系的な教育課程と臨床実習の充実により、基礎力と臨床能力をバランス良く育成。
2. 体系的カリキュラム
- 1年次: 全学共通教育+専門基礎。語学・数学・理科・データサイエンスに加え、基礎医学(生化学・解剖学・生理学など)を開始。
- 2〜3年次: 臨床基礎医学(微生物学・免疫学・薬理学・病理学など)を学び、臨床への橋渡しを行う。
- 4〜6年次: 臨床医学と附属病院での臨床実習を通じ、患者対応と診療技術を実践的に習得。臨床開始前にアウトカム基準で資格判定。
- 研究医養成: ライフサイエンスコースで研究リテラシー、先端基礎医学講義、研究成果発表の機会を提供。
3. 附属病院の高度医療機能
- 特徴: 高度医療を担う附属病院で臨床教育を実施し、多様な症例に触れる環境。
- 学習効果: 早期からの患者接触とチーム医療体験により、実践的な臨床スキルが定着。
4. 研究環境と実績
- 強み: ライフサイエンス分野を中心に、学部・大学院一体の研究支援体制。
- 育成: 英語論文リテラシー、発表・討論トレーニングなど、研究者基礎力を学部段階から涵養。
5. 学習環境・学生生活
- 環境: 落ち着いたキャンパスで学習に集中できる設定、臨床・研究設備の整備。
- 活動: 課外活動や地域連携の機会が多く、人間性・コミュニケーション能力の育成に寄与。
セクション4:山梨大学医学部(医学科・看護学科)の学費
1. 学費の基本構造(国立大学標準額)
- 入学金: 282,000円(入学時のみ)
- 授業料: 年間535,800円(前期267,900円+後期267,900円)
- 初年度納入金: 817,800円(入学金+授業料)
- 2年目以降: 年間535,800円(授業料のみ)
2. 総額(学科別)
- 医学科(6年間): 合計 約3,496,800円
- 看護学科(4年間): 合計 約2,425,200円
3. その他の費用
- 教材費・実習費(教科書代や臨床実習関連費用が別途必要)
- 検定料(入試出願時に17,000円)
- 生活費(寮やアパート利用の場合は住居費・食費が加算)
4. ポイントまとめ
- 医学科:約350万円(6年間)/看護学科:約240万円(4年間)
- 国公立標準額で、私立医学部・看護学部と比べて大幅に負担が軽い
- 奨学金・免除制度が充実しており、経済的理由で学びを諦めるリスクが少ない
セクション5:山梨大学医学部の奨学金
山梨大学独自の奨学金があります。
特別待遇学生(特待生)の授業料免除
- 制度概要: 学業成績が特に優れ、かつ人物も優秀であると認められる学生に対し、特別待遇学生として授業料が免除される制度。
- 対象学生:
- 医学科:6年次生
- 看護学科:4年次生
- 免除額: 当該年度前期分授業料の全額(267,900円)。
- 採用実績: 各年度4名(医学部キャンパス分)。
その他の奨学金
奨学金といえば、日本学生支援機構の奨学金が有名です。しかし、ほかにも数百の返済不要な奨学金があるのを知っていますか?
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さらに、受験生の学費対策として、高額な受験塾の費用もかなり重要です。とくに、国公立の医学部は受験競争が厳しいので、本当に受かりたいなら医学部・医大専門の受験塾を選ぶべき。しかし、塾代が高すぎる。
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セクション6:山梨大学医学部が向いている人
山梨大学医学部は、国立大学の学費水準で医療を学びながら、附属病院での実習や国家試験対策、研究教育まで受けたい人に向いています。ただし、医学科と看護学科では入試難易度や修業年限、目指す職種が異なるため、自分の志望に合う学科を選ぶことが前提です。
国立大学の学費で医学・看護を学びたい人
山梨大学医学部の学費は、国立大学の標準額です。医学科は6年間で約350万円、看護学科は4年間で約240万円が基本となり、私立の医学部や看護学部と比べると学費負担を大幅に抑えられます。
そのため、教育の質を確保しながら、できるだけ学費を抑えて医師や看護師を目指したい人に向いています。ただし、自宅外通学の場合は家賃や生活費も必要になるため、学費だけでなく卒業までの総費用を確認しておくことが大切です。
高い学力を身につけて医学科入試に挑戦したい人
医学科は偏差値や共通テスト得点率が高く、国公立医学部の中でも難関に位置します。募集人数が限られる一方で、学費の安さや首都圏からのアクセスのよさから志願者が集まりやすく、高い学力が必要です。
共通テストと個別試験の両方を計画的に対策し、長期間にわたって学習を継続できる人に向いています。単に偏差値が届いているだけでなく、出題科目や配点、年度ごとの倍率を分析して受験戦略を立てることも重要です。
附属病院で実践的な臨床教育を受けたい人
山梨大学医学部では、附属病院と連携した臨床教育が行われています。医学科では臨床実習を通じて患者対応や診療の基礎を学び、看護学科では臨地実習を通じて看護技術やチーム医療への理解を深めます。
講義だけでなく、実際の医療現場に近い環境で経験を積みたい人や、現場で必要となる判断力・コミュニケーション力を身につけたい人に向いています。
基礎から臨床まで段階的に学びたい人
医学科では、1年次の基礎教育から始まり、基礎医学、臨床医学、臨床実習へと段階的に進むカリキュラムが組まれています。看護学科でも、専門知識と技術を積み上げながら実習につなげていきます。
一度に多くのことを学ぶのではなく、基礎を固めたうえで専門性を高めたい人に向いています。また、前の学年で学んだ内容を復習しながら、長期的に知識を定着させられる人ほど、カリキュラムを生かしやすいでしょう。
医師・看護師国家試験の合格を重視する人
山梨大学医学部は、医師・看護師国家試験で安定した実績を持つ点も特徴です。体系的な授業、実習、国家試験に向けた学習を通じて、資格取得に必要な力を身につけられます。
卒業後に医師または看護師として着実に働き始めたい人や、国家試験合格まで見据えた教育環境を重視する人に向いています。ただし、合格実績が高くても、本人による日々の復習や試験対策は欠かせません。
臨床だけでなく研究にも関心がある人
山梨大学医学部では、ライフサイエンス分野を中心とした研究教育にも取り組んでいます。医学科では、研究リテラシー、英語論文の読解、成果発表などに触れる機会があります。
将来、臨床医として働くだけでなく、研究医、大学院進学、医療技術の開発などにも関心がある人に向いています。医学の知識を覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」を考え、研究を通じて新しい知見を生み出したい人には魅力のある環境です。
地域医療に関心がある人
山梨大学医学部は、山梨県内の医療を支える人材育成にも重要な役割を果たしています。地域枠や地域医療に関連する制度を活用する場合は、卒業後の勤務条件を伴うこともありますが、将来の進路や経済的支援を具体化しやすい面があります。
山梨県や地域の医療機関で働きたい人、医師や看護師が不足しやすい地域の医療に貢献したい人に向いています。地域枠を検討する場合は、奨学金額だけでなく、勤務先・勤務期間・返還免除条件まで確認することが必要です。
落ち着いた環境で勉強に集中したい人
山梨大学医学部のキャンパスは、都市部の大規模大学とは異なり、医療の勉強や実習に集中しやすい環境です。医学・看護の学習は授業、課題、実習が多いため、華やかな大学生活よりも、専門職になるための学習を重視する人と相性がよいでしょう。
落ち着いた環境で同じ目標を持つ学生と学びたい人や、長期間の専門教育に腰を据えて取り組みたい人に向いています。
奨学金や授業料免除制度を自分で調べられる人
山梨大学には、成績優秀者を対象とした授業料免除制度のほか、JASSO、自治体、医療機関、民間団体などの奨学金を利用できる可能性があります。
奨学金は募集時期や条件が制度ごとに異なるため、大学から案内されるものだけを待つのではなく、自分から情報を調べて申し込める人に向いています。特に医学・看護系では、卒業後の勤務を条件に返還が免除される制度もあるため、将来の進路と合わせて検討することが重要です。
まとめ:費用を抑えながら臨床力と専門性を身につけたい人に向いている
山梨大学医学部は、特に次のような人に向いています。
- 国立大学の学費で医師・看護師を目指したい人
- 高い学力を身につけて医学科入試に挑戦したい人
- 附属病院で実践的な臨床教育を受けたい人
- 基礎から臨床まで段階的に学びたい人
- 国家試験合格を重視する人
- 臨床だけでなく医学研究にも関心がある人
- 山梨県や地域医療に貢献したい人
- 落ち着いた環境で専門学習に集中したい人
- 奨学金や授業料免除制度を主体的に調べられる人
医学科と看護学科では、入試難易度、学費総額、修業年限、卒業後の資格が異なります。大学全体の評価だけで決めず、志望学科のカリキュラム、入試科目、実習環境、卒業後の進路まで確認したうえで、自分に合うかを判断しましょう。